誰よりも永い眠り ラムセス大王展

音と睡眠

大いなる眠りと言えば、ラムセス2世に敵う者は少ないでしょう。
3,000年を超す永い眠りの中で、いまも世界を旅しているのですから。

豊洲で行われている「ラムセス大王展」に行ってまいりました。
すばらしい展示でした。
エジプトでも最も有名な、そして人気のあるファラオ。
王の中の王と呼ばれるラムセス2世の像、彫像、棺が、ゆったりとした空間に絶妙に配置されていました。

王は夜、死んだように眠りにつき、生まれたかのように朝、目覚めた、という一文があり、その人生観、死生感が伺えるようでした。
王の振る舞い、威政を行うことはできずとも、そんなふうに毎日を生きることだけはできそうですね。

この記事を書いたひと

有限会社エムズシステム 代表取締役 三浦 光仁

「音と睡眠」に関する第一人者。
音の不思議さ、音楽の凄さに身も心もやられ、人生の半生を捧げる。
あるエネルギーの振動(周波数帯域)により、人体が受け止める感覚センサーが異なると知り、驚愕。波長、周波数、共鳴、共振、という科学に足を踏み入れ、量子論的な世界を毎日楽しく生きる、有限会社エムズシステムの代表取締役、三浦光仁(みうらてるひと)。