アースデーに寄せて ~シューマン周波数と眠りの調和~

音と睡眠

地球の鼓動に耳を傾け、深いリラクゼーションへ

4月22日はアースデー。私たちが暮らす地球に感謝し、そのつながりを意識する日です。
地球と調和することは、私たち自身の心と体を整えることにもつながります。
その鍵となるのが、シューマン周波数(7.8Hz)です。

シューマン周波数とは、地球の大気中に自然に存在する低周波の電磁波であり、地球の「鼓動」とも呼ばれるもの。
興味深いことに、この7.8Hzの周波数は、人が深い瞑想状態やリラックス状態に入ったときの脳波(シータ波)と一致すると言われています。
この地球のリズムと共鳴することで、心を穏やかにし、より深いリラクゼーションと質の高い眠りへと導かれるのです。
今回は、シューマン周波数と睡眠の関係、そしてその恩恵を受けるための実践法についてご紹介します。

シューマン周波数と私たちの心と体

シューマン周波数(7.8Hz)は、雷や大気の振動によって地球上に形成される自然な電磁波です。
この周波数が人間に及ぼす影響については、さまざまな研究が進められています。
「睡眠は健康の三本柱のひとつ」とされてきました。

心を落ち着かせる

7.8Hzは、私たちがリラックスしているときに出るシータ波(4~8Hz)に近い周波数です。シータ波
は、深い瞑想やクリエイティブな発想、潜在意識の活性化と関係があるとされており、この状態に入る
ことで、ストレスが軽減し、心が穏やかになります。

自立神経を整える

シューマン周波数に共振することで、自律神経のバランスが整いやすくなるとも言われています。交感
神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)の調和が取れることで、眠りにつきやすく、
より深い睡眠へとつながります。

地球と一体化する感覚

瞑想やマインドフルネスを実践することで、自分が「地球の一部」であると実感することがあります。
シューマン周波数にチューニングすることで、私たちの意識が地球と調和し、心と体が安定するのです。

シューマン周波数を活用したリラックス&快眠法

この周波数と共鳴し、心地よい眠りを得るために、以下のような実践法を試してみましょう。

シューマン周波数に近い音を聴く

7.8Hzは人間の耳では直接聞き取ることができませんが、バイノーラルビートや倍音を活用することで、脳をそのリズムに同調させることができます。
例えばシューマン周波数を基に作られた瞑想用の音楽や自然音(特に雷や風、波の音)などを指向性の少ないスピーカーを使って、音に包まれるような環境を作ることがポイントです。

生活に瞑想を取り入れる

シューマン周波数と脳波をシンクロさせるために、深い呼吸と瞑想を取り入れることも有効です。
静かな環境で楽な姿勢になって、ゆっくり4秒かけて息を吸い、8秒かけて吐く(シューマン周波数のリズムに近づける)

意識を呼吸に向け、自然と一体化する感覚を持つ

この状態を10~15分続けることで、心身が深いリラックスモードに入り、入眠しやすくなります。

大地とつながる(グラウンディング)

シューマン周波数は地球の電磁場の影響を受けているため、実際に大地に触れることで、そのエネルギーを感じ取ることができます。
例えばグラウンディングの方法として、裸足で芝生や土の上を歩く、または砂浜を散歩する。
自然の中で過ごす時間を増やす。木に触れる、または自然の中で深呼吸をする。
これらの行動は、ストレスを軽減し、心の安定をもたらします。

アースデーに、地球と眠りの調和を考える

アースデーは、地球とのつながりを意識し、自然の大切さを再認識する日です。
地球の鼓動であるシューマン周波数にチューニングすることで、私たちは「自然と一体化する感覚」を取り戻し、心身の調和を得ることができます。
シューマン周波数は地球のエネルギーそのものと言えるでしょう。
7.8Hzは深い瞑想状態やリラックス時の脳波と一致します。この周波数と共鳴することで、心が落ち着き、眠りが深くなります。
このアースデーに、地球と共鳴しながら、自分自身の眠りやリラックスについて考えてみませんか?
それはきっと、日々のストレスから解放され、自然と調和した本来の自分を取り戻すきっかけになるでしょう。

この記事を書いたひと

有限会社エムズシステム 代表取締役 三浦 光仁

「音と睡眠」に関する第一人者。
音の不思議さ、音楽の凄さに身も心もやられ、人生の半生を捧げる。
あるエネルギーの振動(周波数帯域)により、人体が受け止める感覚センサーが異なると知り、驚愕。波長、周波数、共鳴、共振、という科学に足を踏み入れ、量子論的な世界を毎日楽しく生きる、有限会社エムズシステムの代表取締役、三浦光仁(みうらてるひと)。